2024-03-20
エリック・J・サヴィッツ著
ソース :Nvidia AI カンファレンス: GTC 2024 (barrons.com)
人工知能について最も明白なことの 1 つは、その能力が膨大なデータへのアクセスから得られるということです。そして、エンタープライズ ソフトウェアに関して言えば、ドイツに本拠を置くソフトウェア大手 SAP ほど重要な企業データに触れる企業はありません。
本誌が最近の Tech Trader コラムで述べているように、SAP はこのトレンドをうまく活用できる立場にあります。 CEOのクリスチャン・クライン氏は最近のインタビューで、同社は最も基本的な種類の企業財務、販売、人事データにアクセスできるため、企業がデータから洞察を収集する方法に革命を起こす上で、マイクロソフトやセールスフォースなどのライバルより有利な立場にあると語った。
「当社ほど多くのビジネスデータにアクセスできるソフトウェア会社は他にありません」とクライン氏は本誌に語った。 「データが多ければ多いほど、より良いデータが得られます...SAP で価格設定を行うか、注文管理、物流を行うかに関係なく...私たちは関連性があるだけでなく、信頼性も高くなります。なぜなら、私たちはデータにアクセスできるからです。大量のビジネスデータ。」
月曜日に開催された Nvidia GTC 開発者カンファレンスで、SAP は、SAP Joule コパイロット ソフトウェアにビジネス固有の生成 AI 機能を追加するプラットフォームである「SAP Business AI」に関して Nvidia と提携する取り組みを発表しました。
SAPは、特定の垂直市場向けに大規模な言語モデルを「微調整」するためにNvidiaと協力すると述べた。とりわけ同社は、Nvidia の新しい NIM マイクロサービス プラットフォームを使用してアプリケーションを展開することを計画しています。これにより、アプリケーション、大規模な言語モデル、クラウド コンピューティング サービスの接続が容易になります。
Nvidiaの最高経営責任者(CEO)ジェンセン・ファン氏は声明で、SAPは「顧客生成型AIエージェントに変換して顧客のビジネスの自動化を支援できるエンタープライズデータの宝庫にある」と述べた。
SAPの株価は月曜日の時間外取引で6%上昇した。